
ヴァイオリン、どうはじめる?〈アプローチについて〉
- 竹田 楓子 (たけだ ふうこ)

- 7月7日
- 読了時間: 3分
「どうせはじめるなら、楽しく続けてほしいな」――
きっと、こんなふうに思う保護者の方も多いのではないでしょうか。
前編では、ヴァイオリンの上達にかかわる"2つの力"、"成長の循環"、そして、はじめやすい時期の目安についてお話しました。
「早いほどよい」というものではなく、お子さまに合ったタイミングとアプローチをていねいに見極めることが大切です。
後編では、「ヴァイオリン、どうはじめる?」というテーマで、お子さまが無理なく楽しくスタートするためのヒントを考えてみたいと思います。
講師との連携の大切さについてもご一緒に考えていけたらと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
導入期は「大人が伴走する」時間
ヴァイオリンのお稽古は、レッスンだけで完結するものではありません。ご家庭での練習の積み重ねが、上達の大きな支えになります。
発達の観点から見ると、未就学のお子さまは
- 「やると決めて続ける力(実行機能)」が育ちの途中
- 「"明日のために今がんばる"という考え方(満足遅延)」がまだむずかしい
そのため、導入期の練習は「こどもが一人でがんばるもの」ではなく、
「大人が環境を整えて、一緒に歩むもの」だと考えています。
そうした日々のなかで、お子さまのなかにすこしずつ「自分でできた」という感覚が育っていきます。
「上手になってきた」「できることが増えた」と感じる瞬間がすこしずつ増えて、お子さまの自信がはぐくまれていくことで、実行機能が育ち、日々の練習にもぐっと取り組みやすくなっていきます。
お子さまの成長の土台には、まず保護者の方の安心を
ヴァイオリンの導入期は、講師と保護者の方が連携して進めていくことがとても大切です。
ご家庭で練習するとき、
「レッスンではどうやっていたっけ?」と迷ってしまうことがあるかと思います。
補助の方法や姿勢・手元の動きなど、細かな部分はレッスン中に動画で撮影しておけると、ご自宅でも確認でき安心です。
※他教室ではあらかじめ撮影の可否を先生に確認しましょう。
また、保護者の方がお子さまと練習する様子を先生にチェックしていただき、フィードバックをお願いするのもひとつの方法です。
「自宅でどうやって教えればいいかわからない」「うまく声をかけられない」——
そんなお悩みも共有できる環境だと、保護者の方もぐっと楽になります。
保護者の方が安心してサポートできる環境が、お子さまの成長のいちばんの土台になります。
最初の土台をていねいに築いていくことができれば、どのお子さまも必ずヴァイオリンが弾けるようになります。
毎日のちいさな成功体験が、お子さまの自信と音楽への愛着をはぐくんでいきます。
そして、ヴァイオリンは一度身につけると一生もの。
学校やご家庭とはまた異なる大きなよりどころになり、お子さまの可能性を広げる力になります。
焦らず、お子さまに合ったスタートを
「いつはじめるか」よりも、
「どんな風にはじめるか」が、長く続けられるかどうかの大きな分かれ道です。
"やりたい気持ち"が芽生えたそのときに、無理なく、楽しくスタートできるように。
そして、保護者の方も一緒に音楽を楽しみながら、安心して伴走できるように。
タイミングについて迷われたときは、どうぞお気軽にご相談ください。
体験レッスンでは、お子さまのご様子を拝見しながら、いまがはじめどきかどうか、そしてどんな風にはじめるとよいかも、ていねいにお伝えしています。
お子さまにとっていちばんよい形を、ご一緒に考えていきましょう。
▶教室ホームページ https://www.fuko-violin.com/
▶お問い合わせ・体験レッスンのお申し込みはこちらから https://lin.ee/f7xUPxc




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