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ヴァイオリン、いつはじめる?〈タイミングについて〉

「ヴァイオリン、やってみたい」――


そんなお子さまの一言から、

「チャレンジしてみようか」

「でも、いつからはじめよう…?」

そんなふうに考えはじめる保護者の方は多いのではないでしょうか。


「そろそろはじめてみようかな」

そう思いながら、タイミングを迷っていませんか?


ヴァイオリンをはじめるベストなタイミングは、実はお子さまによってちがいます。


せっかく芽生えた"やりたい気持ち"を、長く続く楽しさに育てていけるように。


この記事では「ヴァイオリン、いつはじめる?」というテーマで、ご一緒に考えていけたらと思います。



「成長の循環」をつくる


ちいさなお子さまがはじめてのことに挑戦するとき、こんな流れが生まれると、長期的に取り組みやすくなります。


興味が芽生える(やってみたい) → やってみる → 成功 → またチャレンジ → また成功(楽しくなってくる!)→自然と上達していく

「やってみたい気持ち」は、成長の循環がつくられる最初の一歩です。


楽しく上達していくためには、その次の「やってみる」でつまずかせないこと。ちいさな「成功」を積み重ねること。

そして、お子さまご本人が「できた!」という実感をもてていることも大切です。


では、ヴァイオリンを「やってみる」上で、スムーズに成長の循環に入るにはどうしたらよいのでしょうか。


ヴァイオリンに必要な2つの力


ヴァイオリンの練習は、「弾いてみたい」という気持ちに加えて、次の2つの力のバランスがすこしずつ整ってくるとうまくいきやすくなります。


  1. 大人の話を聞いて取り入れる力

    (または、大人の動きを真似しようとする力


  2. 自分の身体を本人の思った通りに動かす力


2つの力のバランスが整う前のタイミングで「ヴァイオリンの練習」という1点に絞った導入をしてしまうと、成長の循環に入る前につまずきやすくなることがあります。


たとえば——


- 身体を動かすのは得意でも、大人の提案を取り入れることがまだむずかしいケース

→ ご自宅練習のなかで無意識に自己流の動きが身についてしまい、あとから整える時間が必要になることがあります


- 大人の話をしっかり理解できても、ご本人がイメージするほどの正確さで身体を動かすのはむずかしいケース

→ご本人のなかで、練習がうまくいっていると感じにくいことがあります


どちらのケースも、片方の力はしっかり育ってきているのに、「成功」を感じられるまでに時間がかかってしまうことがあります。



タイミングとアプローチを選ぶ


ヴァイオリンをはじめるベストな時期や、練習のペースは、お子さまによってさまざまです。


たとえば——

- 活発で身体を動かすことが得意なお子さま

→歌やリズム打ち・身体を使った遊びをメインにはじめる。

ヴァイオリンの練習は、講師か保護者の方と一緒に取り組む習慣をつける。 / 短時間で集中して練習する。


- 落ち着いていてお話を聞くのが得意なお子さま

→歌や、音符を書くなどのソルフェージュからはじめる。

ヴァイオリンの練習は、教本の内容をさらに細分化したスモールステップをつくり、シンプルな動きの練習から着実に積み重ねる。


このように、お子さまに合わせてタイミングとアプローチを調整することで、「成功」の経験を増やしやすくなり、長い目でみて「成長の循環」への導入がスムーズになるケースが多くあります。



心と身体の発達のバランスは、お子さまによって大きく異なります。多くの場合、未就学から小学校低学年のあいだに自然と整い、より多くのことに取り組みやすくなっていきます。


もしも今すこしむずかしさがあるように見えたとしても、焦らなくて大丈夫です。


お子さまに合ったタイミングとアプローチを見極めながら、楽しく自然と上達していけるよう考えていきましょう。



【ご参考:ヴァイオリンをはじめやすい時期の目安】

🎻2〜3歳からスタートできるケース

→直立の姿勢を保つことができる / 「手を繋いでこのポーズをしよう」と声をかけたとき、大人と一緒に自然に動ける

※早期スタートは、保護者の方の伴走がとても大きな支えになります。講師と連携して、練習の補助方法を学びながらサポートしていきましょう。


🎻 ご年齢とともに心身のバランスが整ってきたケース

→「このポーズで止まってね」と声をかけたとき、大人を真似して、数秒間その姿勢を保てる

※ある程度心身のバランスが整ってきたお子さまや、小学生以上の方は、"やりたい気持ち"が芽生えたそのときがベストなタイミングです。



ここまで、ヴァイオリンをはじめるタイミングについてお話ししてきました。


では、いざはじめたあと、楽しく続けていくためにはどうすればいいのでしょうか。


後編では、ヴァイオリンに取り組む際のアプローチについてもうすこし掘り下げられたらと思います。

導入期の練習のなかで、保護者の方が安心してサポートするためのヒントについてもお伝えします。


ぜひ、あわせてお読みください。




▶教室ホームページ https://www.fuko-violin.com/


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