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失敗しない発表会準備Ⅱ【暗譜ってなに?コツは?】

執筆者の写真: 竹田 楓子 (たけだ ふうこ)竹田 楓子 (たけだ ふうこ)


ヴァイオリン講師の竹田楓子です。



前回の続きです♪



前回、発表会までに達成したい

3つの目標を決めましたね。



①1曲を通しで弾く


②「暗譜」で弾く


③ピアノ伴奏と合わせて弾く



基本的には、

①、②、③の順番で達成するイメージで

練習を進めていきます。



具体的な練習方法の例を

順番にお伝えしていきますね✨




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まずは、

①1曲を通しで弾くことを目指す練習です。


新しい曲のレッスンが始まったら、

皆さま最初に目指される目標ではないでしょうか。


発表会前に限らず普段の練習に通じることなので、

①のステップにつきましては

別途「曲の練習の進め方」という記事を書きました。


「いつも同じところでつっかえてしまう・・・」

「なかなか綺麗な音で弾けるようにならない・・・」


こんなお悩みをお持ちの方、

練習方法に不安のある方は、

ぜひご一読いただけたらと思います😌



▶曲の練習の進め方



曲の練習をする上で最大のポイントは、

ゆっくり・良い音で・歌って弾く癖をつけ、

最後に少しずつテンポを上げることです。




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さて、曲の練習が進んで

通しで演奏することができるようになってきたら、

次は②「暗譜」で弾くことを目指しましょう。



暗譜で弾く主なメリットは2点です。


・舞台上でよりステキに見える

︰譜面台を使わずに弾けるので、

 演奏する姿が客席からよく見えて舞台映えします。


・演奏に集中しやすい

︰視覚以外の感覚に集中しやすくなるので、

 ホールの響きを感じながら演奏しやすくなります。



暗譜は、毎日曲を練習していれば

いつの間にか自然にできていることが多いです。


そのため、最初のうちは基本的に

暗譜のための特別な練習をする必要はありません。



とはいえ「本番の日まで時間がなくて心配・・・」 

「暗譜で弾くとどこかでつっかえてしまう・・・」


こんなご不安のある方には、

演奏する曲の音源を聴きこんで

耳から覚えることをオススメします。


具体的には、

(お子さまが気持ちよく聴ける範囲で…)

1日10回は曲の音源を聴きましょう。



「そんなに何度も?」

と思われるかもしれませんが、


ヴァイオリンを始めたての方が弾かれる曲は

ほとんどが1分未満の曲ですので、

10回聴いても10分かからずに聴き終えられます。


1日10回、毎日曲の音源を聴いた

という事実は、本番前のお子さまにとって

「これだけやった」という自信にも繋がります。


比較的取り入れやすく効果も高い方法なので、

発表会までの期間だけでも

ぜひ日々のルーティンに取り入れてみてください。


流し聴いているだけでも効果的ですが、

自分が弾いているつもりになって聴くと

より一層演奏の上達に繋がります。




~Ⅲへ続きます~




次で最後です♪




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